台風19号はそこら中に甚大な被害をもたらしました。
ここ妙高市も12日には避難指示が出ましたが、我が家は大丈夫でした。
これからだんだん被害の全貌が明らかになっていくと思います。
人間にとって何が一番怖いかを思い知らされました。
そんな中で行われたラグビーワールドカップ1次リーグ、
日本VSスコットランドはすごかったですね。
我が家も全員テレビの前に釘付け。
3連休の真ん中だったので、孫たちも夜更かしの許可が出ました。
(単に大人が観たかっただけ?)
私たちが雄叫びをあげると、3歳の双子が
「やったー!やったー!」と踊っていました。
新潟県出身の稲垣君のトライを見られるなんて、幸せです。
おめでとう日本選手!そして感動をありがとう!
スコットランド7番フランカーのジェイミーリッチ選手はラフプレイが多かったし、
田村選手と乱闘寸前のシーンもあったのですが、姫野選手が押えました。
しかし、試合後はノーサイド、さすがはラガーマンです。
私が13年前に作った高田高校ラグビー部HPの「ラグビー豆知識」のページから
ピックアップしました。
フェアプレイの精神
常に正々堂々ベストを尽くし、勝っておごらず、負けて清く。
審判は一人しかいないのだから、ごまかして反則もできるのですが、
「絶対にそれをしない精神」。
ラグビーは勝つことよりも、いかに立派に戦ったが問題になるのです。
NO SIDE(ノーサイド)の精神
ラグビーでは試合終了の合図をノーサイドと呼びます。
ノー・サイド(NO SIDE)とは、激しく戦った両方のプレーヤーが、
どちらの側(SIDE)も無くなり、全員ラガーメンとして一つの友情で結ばれ、
フェアープレーをたたえ、健闘を祝し合う仲間であるという意味です。
”One for All , All for One”自己犠牲の精神
1人は皆のため、皆は1人のため。ラグビーの基本精神です。
個人はチーム全体の為に自己犠牲をし、チームは一丸となって個人をサポートします。
英国においてラグビーは、社会のリーダーを育てるために欠かせぬ
「紳士教育」として位置づけられています。
ラグビーは、身体の大小に応じたさまざまなポジションが「15」も存在するため、
どんな子供にも役割が与えられます。
大東文化大学の監督鏡保幸(かがみやすゆき)氏の言葉(現在は特別顧問)
「この競技は口ばっかりじゃダメだからねー。グラウンドに出ればすぐわかっちゃう男か。男じゃないか」
「こうしようって決めたことははしょっちゃダメだよ。一つひとつ重ねていってさ。それができない奴にレギュラーのジャージを着てもらっちゃ困るんだから。例え、99%やっても さ、最後の1%さぼったら、負けちゃうんだって。そういう無責任な奴が一人いるだけで、負けちゃうんだから」
元日本代表監督の平尾誠二氏の言葉
「チーム・個人のプライドの量は基本的にディフェンスで測ることができる。
要するに、体を張ったタックルができるかどうかだ。プライドがなければ体など張れないのだから」
ボールを持った選手は敵陣に突っ込んでいかなきゃいけないし、相手が突っ込んでくれば
タックルに入らなければならない。けれども他の選手は0.0何秒わざと遅れることで痛い思い・怖い思いをしないですむ。恐怖感が増せば増すほど、勇気とチームメイトへの信頼感が要求されるわけで、
人間同士の深いつながりが確認できるんです。ニュージーランドでは、そういう部分を深く理解していて、ラグビーの存在する価値・文化としての根付き方が全然違う。彼らはほんまに死んでもええというぐらいの準備をしてグラウンドに立っているんです」
人の動かし方なんて4つしかないでしょう。暴力、いや体力で従わせるか、口でやるか、
徹底的に相手のご機嫌を取るか、あるいは人間性で動かすか。
口が達者な奴は大人になっても口でマネージメントをしているし、体力の奴は大人になってもそれでやる」
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