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ミステリーの合間に

ミステリーの合間に

図書館で知念実希人著「硝子の塔の殺人」を借りて読んだら、その中に出てくる綾辻行人氏のミステリーが読みたくなり、館シリーズの「十角館の殺人」をまず借りて読みました。

【 硝子の塔の殺人あらすじ 】

雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。
地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。
ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、
刑事、霊能力者、小説家、料理人など、
一癖も二癖もあるゲストたちが招かれた。
この館で次々と惨劇が起こる。
館の主人が毒殺され、
ダイニングでは火事が起き血塗れの遺体が。
さらに、血文字で記された十三年前の事件……。
謎を追うのは名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬。
散りばめられた伏線、読者への挑戦状、
圧倒的リーダビリティ、そして、驚愕のラスト。

【十角館の殺人あらすじ】

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける! 

綾辻行人氏の「館シリーズ」を続けて読みたくなり、今は「時計館の殺人」を借りて読んでいる最中です。もしかしたら借りる順番を間違えたかもしてません。

間に「水車館の殺人」「迷路館の殺人」「人形館の殺人」があるようです。借りてから知りました。

【時計間の殺人あらすじ】

オカルト雑誌の取材のため、出版社、学生、霊媒師の計9名で鎌倉の外れに建つ時計館に3日間泊まり込むこととなった。館に棲むという10年前に死亡した少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた不気味な館内で連続殺人がはじまった。

読んでいる途中ですが、大好きな高田郁著「あきない世傳金と銀」の13巻が発売されていたことを知り、思わずキーボードをポチっと押してしまいました。

【あきない世傳金と銀13巻あらすじ】

宝暦元年に浅草田原町に江戸店を開いた五鈴屋は、
仲間の尽力を得て、一度は断たれた呉服商いに復帰、
身分の高い武家を顧客に持つことで豪奢な絹織も扱うようになっていた。
だが、もとは手頃な品々で人気を博しただけに、次第に葛藤が生まれていく。
吉原での衣裳競べ、新店開業、まさかの裏切りや災禍を乗り越え、
店主の幸や奉公人たちは「衣裳とは何か」「商いとは何か」、五鈴屋なりの答えを見出していく。
時代は宝暦から明和へ、「買うての幸い、売っての幸せ」を掲げて
商いの大海へと漕ぎ進む五鈴屋の物語、いよいよ、ここに完結。

このシリーズはすごく面白かった。完結してしまったのが残念でなりません。

高田郁さんはいつも「人はどう生きていくべきか」を考えさせてくださいます。

この本は読み終えると母に渡すことにしています。楽しみにしているはずです。

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