ここのところ時代小説ばかり読んでいます。
最近読み終えたのが、浅田次郎著「一路」上下巻です。
あらすじ
父の不慮の死により家督を相続、交代寄合蒔坂家の御供頭として江戸への参勤を差配することになった小野寺一路、十九歳。二百年以上前に記された家伝の「行軍録」を唯一の手がかりに、古式に則った行列を仕立て、いざ江戸見参の道中へ。
お役目を果たせなければ家禄召し上げという身で、一所懸命におのれの本分を全うしようとする一路。その前途に、真冬の中山道の難所が立ち塞がる。さらに行列の内部では、ひそかに御家乗っ取りの企みが……。
難しくて読み慣れない言葉が多く、最初は、
「これは読み通すのは無理かな?」
と感じましたが、読んでいくうちに、そんなことはどうでもいいと思えるほど面白かったです。
2015年にNHK BSプレミアムでドラマ化されていたことを今日知りました。
NHKドラマ「みをつくし料理帖」でお医者様永田源斉役の永山絢斗氏が、主人公小野寺一路を案じたようです。
観てみたいです。
この本を読んでいるうちに中山道を旅してみたいと思うようになりました。
「浅田次郎と歩く中山道 – 『一路』の舞台をたずねて」
という本も出ているのだそうです。
これも読んでみたいです。