新潟県妙高市  建築工事 リフォーム 新築 

雪国の家づくり、石曽根工務店です。

TEL 0255-72-3049

〒944-0020 新潟県妙高市工団町5番1号

2020年

久しぶりの中年向け食事

先週末、娘一家がいなかったので久しぶりに夫と二人の夕食でした。

かれいといんげんの煮つけ、ごぼうと人参のサラダ、やみつき白菜

(塩を振って少ししんなりした白菜にごま油、塩昆布、白ごまで味付け)

がメニューです。

特にやみつき白菜が美味しかったです。

夫もそう言っていました。

これは孫たちがいたらもう一品作らないとダメなメニューです。

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高田郁

以前、高田郁著「みをつくし料理帖」をこのブログで紹介しました。

みをつくし料理帖をテーマにした1月6日のブログ

みをつくし料理帖をテーマにした12月17日のブログ

この後も続けて高田郁氏の著書を読んでいます。

まずは「出世花」

内容紹介

不義密通の大罪を犯し、男と出奔した妻を討つため、矢萩源九郎は幼いお艶を連れて旅に出た。六年後、飢え凌ぎに毒草を食べてしまい、江戸近郊の下落合の青泉寺で行き倒れたふたり。源次郎は落命するも、一命をとりとめたお艶は、青泉寺の住職から「縁」という名をもらい、新たな人生を歩むことに―――。青泉寺は死者の弔いを専門にする「墓寺」であった。直擊に死者を弔う人びとの姿に心打たれたお縁は、自らも湯灌場を手伝うようになる。悲境な運命を背負いながらも、真っすぐに自らの道を進む「縁」の成長を描いた、著者渾身のデビュー作、新版にて刊行!!

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「出世花」の続編「蓮花の契り」

内容紹介

下落合にある墓寺・青泉寺で、亡くなった父が弔われる姿に感銘をうけたお艶は
「縁」という新しい名前を授かり、「三昧(さんまい)聖(ひじり)」として湯灌場に立っていた。
ある日、桜花堂の仙太郎から、暫くのあいだ縁を預かりたいとの申し出があった。
実母お香の居る桜花堂で暮らし、町娘として生きるのか、三昧聖としての人生を全うするのか、
岐路を迎えて縁は悩む。おりしも文化四年、八月。永代橋で大事故が起こり、縁もこれに巻き込まれる。
果たして、縁はどんな人生を選ぶのか。複雑に絡まりあった母と子の運命は!?感動の物語が堂々の完結!!

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そして「あい 永遠に在り」

これは幕末に実在した医師、関寛斎とその妻あいの生涯を史実を絡めながら描かれています。

内容紹介

上総の貧しい農村に生まれたあいは、糸紡ぎの上手な愛らしい少女だった。十八歳になったあいは、運命の糸に導かれるようにして、ひとりの男と結ばれる。男の名は、関寛斎。苦労の末に医師となった寛斎は、戊辰戦争で多くの命を救い、栄達を約束される。しかし、彼は立身出世には目もくれず、患者の為に医療の堤となって生きたいと願う。あいはそんな夫を誰よりもよく理解し、寄り添い、支え抜く。やがて二人は一大決心のもと北海道開拓の道へと踏み出すが…。幕末から明治へと激動の時代を生きた夫婦の生涯を通じて、愛すること、生きることの意味を問う感動の物語。

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どれも引き込まれます。高田郁さん大好きです。

次は「あきない世傳金と銀」(全8巻)を読みたいと思っています。

 

いつまで続くのか・・・

新型コロナウィルスのせいで、色々なところで影響が出ています。

観光業の痛手はもちろん、ありとあらゆる業種が正念場を迎えています。

 

高田の観桜会も今年は多くの人が密集する状況を避けるため、

パレード、ステージなどの各種イベントのほか露店や物産展の出店を中止するそうです。

ぼんぼりは点灯し、高田城三重櫓などをライトアップするそうですが、人は出ないでしょう。

 

歓送迎会が全く無いので、料理屋も酒屋も花屋も売れない・・・

日本全体(というより世界)の動きが止まってしまって、よどんでいます。

確定申告の提出期限が1カ月延長されましたが、これも税務署さんは大わらわのようです。

 

スポーツジムでの感染が報道され、女性向けのフィットネスクラブを展開する「カーブスジャパン」は、

今月8日から15日まで全国およそ2000店舗で一斉に休業することを明らかにしました。

 

建設業も影響はあります。

中国で作っている部品が入らなので、住宅設備機器中心に資材が調達できないのです。

今年の暖冬小雪で、土木、建設業はダブルパンチ状態です。

 

金融機関は融資件数が増加して、かなり忙しくなっていると聞きました。

 

早く収束してもらいたい、とにかくそれだけです。

このままでは、日本全体がおかしくなりそうです。

 

 

暖冬ゆえに狂い咲き?

日曜日(16日)に春一番が吹きました。

その後また雪が降りましたが、今年は暖冬で消雪のせいか、

我が家の庭では水仙が咲き、薔薇がつぼみを持ちました。

まだ2月だというのに驚きです。

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薔薇の奥に山茶花が咲いていて、これは冬囲いしてあり、薔薇はその山茶花の冬囲いに

縄で固定してあるという状態です。

秋にかなり短く刈り込んであるので、薔薇だけで囲う必要が無かったのでしょう。

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今日も洗濯物を外に干してきました。

雪国では考えられないことです。

 

新幹線で長野へ

昨日は娘婿が仕事で、娘は新学期の準備を色々しなければいけない

ということで、3歳9ヶ月の双子の孫たち(男)を夫と2人で子守りしました。

その下にも1歳8か月の3男がいるので、娘はマイペースで仕事はできませんが、

3人よりははかどるということです。

いたずら盛り、反抗期真っ盛りの2人の子守は大変ですが、何とか1日過ごしました。

夕方ぐったりでしたが・・・

新幹線に乗せて、長野市の子ども支援センターで遊ばせると計画を立て、上越妙高駅へGO!

駅のディスプレイはひな祭りでした。

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中でもひときわ目を引いたひな人形がありました。

相当の年代物と思われます。

でも孫たちが一緒なので、ゆっくり見学というわけにはいかず、残念・・・

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長野駅でさっそくあれ食べたい、これ食べたいと振り回され、

その後夫が下調べしていおた子ども支援センター「こども広場 じゃん・けん・ぽん」

に行きました。

ここは長野駅から徒歩10分ほどの場所にあり、16年前に出来た施設です。

元はダイエーのビルだったそうで、2階にあります。

16年で利用者が90万人超えの人気施設だけあって、子どもたちはもちろん、保護者にも

居場所を与えてくれる、いい空間でした。

職員の方々がにも良くしていただきました。

冬は外で遊べない気候なので、子供たちの遊び場を作ってあげたい、

他の市町村から引っ越してこられて、まわりが知らない人だらけといった保護者の為にもと

作られたそうで、最初の目的からぶれない上に、日々進化してきたのだと思います。

外国人の家族もいて、飲食可能なスペースでお弁当を食べていました。

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授乳室(男子禁制)設置はもちろん、お昼寝ルームにいたっては畳敷きでした。

夫が昼寝したがっていました(笑)。

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双子たちは大げんかをしながら、楽しい時間を過ごしたようです。

私たちも楽しい一日でした。

 

 

なぜか落ち着く雪

今冬の雪は、12月6日と元旦、1月5日にちらっと降っただけで、

その他の日は降雪ゼロが続き、まれにみる小雪でスキー場も困っていましたが、

2月6日にドカンと降り、我が家の周りでは積雪50センチ弱でしょうか。

それでもいつもの年よりはずっと少ないです。

下の写真は昨日(9日)の朝7時に我が家から国道292号線風を撮影した写真です。

まったく雪を落とさないと、車は埋もれますという写真でもあります(笑)。

手前の道路は、業者が除雪をしてくれた後です。

妙高市のHPで、現在どこの道路をどの業者が除雪しているかをタイムリーに見ることができます。

つまり除雪車は全てGPSを搭載しているのです。

便利ですが、業者は大変だと思います。

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私の周りでは、

「やっぱり雪が積もらないと落ち着かないね、雪国は」

という声がよく聞かれます。

雪の降らない地方の方々は信じられないかもしれませんが、これは本当です。

冬は雪の中で行動すると、遺伝子にインプットされているのでしょうか(笑)。

降らないほうが動くのはは楽ですが・・・

 

 

 

 

 

一路

ここのところ時代小説ばかり読んでいます。

最近読み終えたのが、浅田次郎著「一路」上下巻です。

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あらすじ

父の不慮の死により家督を相続、交代寄合蒔坂家の御供頭として江戸への参勤を差配することになった小野寺一路、十九歳。二百年以上前に記された家伝の「行軍録」を唯一の手がかりに、古式に則った行列を仕立て、いざ江戸見参の道中へ。
お役目を果たせなければ家禄召し上げという身で、一所懸命におのれの本分を全うしようとする一路。その前途に、真冬の中山道の難所が立ち塞がる。さらに行列の内部では、ひそかに御家乗っ取りの企みが……。

 

難しくて読み慣れない言葉が多く、最初は、

「これは読み通すのは無理かな?」

と感じましたが、読んでいくうちに、そんなことはどうでもいいと思えるほど面白かったです。

2015年にNHK  BSプレミアムでドラマ化されていたことを今日知りました。

NHKドラマ「みをつくし料理帖」でお医者様永田源斉役の永山絢斗氏が、主人公小野寺一路を案じたようです。

観てみたいです。

 

この本を読んでいるうちに中山道を旅してみたいと思うようになりました。

「浅田次郎と歩く中山道 – 『一路』の舞台をたずねて」

という本も出ているのだそうです。

これも読んでみたいです。

 

名古屋名物

名古屋へ来たら、モーニングセットを一度は食してみなくてはと、

夫と息子と入った天白区にある喫茶店、「倉屋」。

マンションの1階の奥まった場所のお店のため、見過ごしてしまいそうなお店でした。

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店内の内装はグリーンが基調で、落ち着いていて素敵でした。

トイレ内もおしゃれで、トイレットペーパーも薄いグリーンでした。

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コーヒーは本日のおすすめ480円(税込み)です。

夫はオーガニックブレンドコーヒーにしました。たしか510円だったような・・・

1杯ずつ丁寧にドリップされたコーヒーが美味しくて、コーヒーにうるさい夫が褒めたので、

間違いありません。

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コーヒーの値段で、トースト、ゆで卵、プレーンヨーグルト、ジャムがつくなんて嬉しいです。

地元にコメダ珈琲はありますが、コーヒーの美味しさが違います。

トーストもゆで卵もふわふわで美味しかったです。

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実は2日続けてこの店へ行きました。

「コーヒーの美味しさに感動したので、また来ました」という感じです。

1日目はお昼にご馳走をいただく予定だったので、コーヒーだけにしたら、

カップがそれぞれ違っていました。

お客の雰囲気で選ぶのでしょうか。

2日目は「本日はセットなので、白いカップです」と説明されました。

とにかく、全てが丁寧な、心地いい喫茶店でした。

ご馳走さまでした。

 

 

 

トヨタ産業技術記念館

先週末名古屋市でお祝い事があったのですが、

その時に「トヨタ産業技術記念館」を見学して来ました。

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トヨタグループの共同事業として設立したトヨタ産業技術記念館は、豊田佐吉が明治44年に織機の研究開発のために創設した試験工場の場所と建物を利用して建設しました。

建築史的に評価された赤レンガの建物を、グループ全体の歴史的遺産として保存しながら広く社会の皆様にご利用いただき、社会の健全な発展に役立つことを目的としております。

トヨタ産業技術記念館のロビーには、基本理念のシンボルとして環状織機が動態展示してあります。(下の写真)織機の自動化を成し遂げた豊田佐吉は、もう一つの究極の目標に定めた「動力を空費せず、超広幅の布を静かに製織できる」環状織機を1906年に発明しました。運動の理想である回転円運動により、布を織り上げるという画期的な織機で、「夢の織機」と評価され世界19カ国で特許を取得しました。

欧米の模倣が精いっぱいだった時代に、佐吉は日本人の技術力や科学力の可能性を示したのです。展示機は1924年に製作後、長時間テストされた現存する唯一の完成機です。

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トヨタが繊維の織機からスタートしたことを知りませんでした。

日本人の魂と言える、ものづくりの大切さを後世に伝える、素晴らしい記念館でした。

一度は見学するべき価値のある記念館だと思います。