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雪国の家づくり、石曽根工務店です。

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高田郁

以前、高田郁著「みをつくし料理帖」をこのブログで紹介しました。

みをつくし料理帖をテーマにした1月6日のブログ

みをつくし料理帖をテーマにした12月17日のブログ

この後も続けて高田郁氏の著書を読んでいます。

まずは「出世花」

内容紹介

不義密通の大罪を犯し、男と出奔した妻を討つため、矢萩源九郎は幼いお艶を連れて旅に出た。六年後、飢え凌ぎに毒草を食べてしまい、江戸近郊の下落合の青泉寺で行き倒れたふたり。源次郎は落命するも、一命をとりとめたお艶は、青泉寺の住職から「縁」という名をもらい、新たな人生を歩むことに―――。青泉寺は死者の弔いを専門にする「墓寺」であった。直擊に死者を弔う人びとの姿に心打たれたお縁は、自らも湯灌場を手伝うようになる。悲境な運命を背負いながらも、真っすぐに自らの道を進む「縁」の成長を描いた、著者渾身のデビュー作、新版にて刊行!!

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「出世花」の続編「蓮花の契り」

内容紹介

下落合にある墓寺・青泉寺で、亡くなった父が弔われる姿に感銘をうけたお艶は
「縁」という新しい名前を授かり、「三昧(さんまい)聖(ひじり)」として湯灌場に立っていた。
ある日、桜花堂の仙太郎から、暫くのあいだ縁を預かりたいとの申し出があった。
実母お香の居る桜花堂で暮らし、町娘として生きるのか、三昧聖としての人生を全うするのか、
岐路を迎えて縁は悩む。おりしも文化四年、八月。永代橋で大事故が起こり、縁もこれに巻き込まれる。
果たして、縁はどんな人生を選ぶのか。複雑に絡まりあった母と子の運命は!?感動の物語が堂々の完結!!

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そして「あい 永遠に在り」

これは幕末に実在した医師、関寛斎とその妻あいの生涯を史実を絡めながら描かれています。

内容紹介

上総の貧しい農村に生まれたあいは、糸紡ぎの上手な愛らしい少女だった。十八歳になったあいは、運命の糸に導かれるようにして、ひとりの男と結ばれる。男の名は、関寛斎。苦労の末に医師となった寛斎は、戊辰戦争で多くの命を救い、栄達を約束される。しかし、彼は立身出世には目もくれず、患者の為に医療の堤となって生きたいと願う。あいはそんな夫を誰よりもよく理解し、寄り添い、支え抜く。やがて二人は一大決心のもと北海道開拓の道へと踏み出すが…。幕末から明治へと激動の時代を生きた夫婦の生涯を通じて、愛すること、生きることの意味を問う感動の物語。

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どれも引き込まれます。高田郁さん大好きです。

次は「あきない世傳金と銀」(全8巻)を読みたいと思っています。

 

一路

ここのところ時代小説ばかり読んでいます。

最近読み終えたのが、浅田次郎著「一路」上下巻です。

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あらすじ

父の不慮の死により家督を相続、交代寄合蒔坂家の御供頭として江戸への参勤を差配することになった小野寺一路、十九歳。二百年以上前に記された家伝の「行軍録」を唯一の手がかりに、古式に則った行列を仕立て、いざ江戸見参の道中へ。
お役目を果たせなければ家禄召し上げという身で、一所懸命におのれの本分を全うしようとする一路。その前途に、真冬の中山道の難所が立ち塞がる。さらに行列の内部では、ひそかに御家乗っ取りの企みが……。

 

難しくて読み慣れない言葉が多く、最初は、

「これは読み通すのは無理かな?」

と感じましたが、読んでいくうちに、そんなことはどうでもいいと思えるほど面白かったです。

2015年にNHK  BSプレミアムでドラマ化されていたことを今日知りました。

NHKドラマ「みをつくし料理帖」でお医者様永田源斉役の永山絢斗氏が、主人公小野寺一路を案じたようです。

観てみたいです。

 

この本を読んでいるうちに中山道を旅してみたいと思うようになりました。

「浅田次郎と歩く中山道 – 『一路』の舞台をたずねて」

という本も出ているのだそうです。

これも読んでみたいです。

 

みをつくし料理帖

お正月休みが終わり、今日から仕事という方がほとんどではないでしょうか。

私も9日間よくよくご飯を作りました。仕事をしていたほうが楽です。

最近は夕飯を娘に任せていたからか、3食毎日作るのはキツイ・・・

洗濯物も毎日大量で、干すのはまだいいのですが、畳むのが面倒くさい・・・

でも本を読む時間があったし、気になっていた玄関の下駄箱と物入の中、

クローゼットと鏡台の中の片づけもできました。

こういう片づけは、私は暮れには出来ません。

他の大掃除やおせちづくりが忙しいからです。

片づくと気持ちまでスッキリします。

物置とキッチン、座敷(孫たちの遊び場と化す)は、孫たちがいなくなったらにします。

片づけても無駄だからです(笑)。

毎日ビー玉を踏んづけ、あれが無いこれが無いと探している生活ですから。

(とんでもない場所から出てくることがしょっちゅうあります)

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暮れにNHKドラマを見てはまってしまった「みをつくし料理帖」は

3冠目を読み始めました。

これは面白いです。

出てくる料理がみんな美味しそうですし、ストーリーも引き込まれます。

お薦めです。

 

 

みをつくし料理帖

先週の土曜日、14日の夜偶然観たNHKドラマ「みをつくし料理帖」。

主演の黒木華(はる)さんが素敵で、思わず見入ってしまいました。

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「みをつくし料理帖」(みをつくしりょうりちょう)は、髙田郁による日本の時代小説シリーズ。全10巻。ハルキ文庫(角川春樹事務所)より2009年5月に第1作「八朔の雪 みをつくし料理帖」が刊行され、2014年8月刊行の第10作「天の梯 みをつくし料理帖」にて完結した。

2012年および2014年にテレビ朝日にて北川景子主演でスペシャルドラマ化、2017年および2019年にNHKにて黒木華主演で連続ドラマ化。また、角川春樹の最後の監督作品として松本穂香主演で映画化され、2020年秋に公開予定。

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今回は続編(スペシャル)だったみたいで、14日と21日の2回に分けて

放送されるそうです。

21日はもちろん録画予約しました。

そして、私の悪い(?)クセが出てしまいました。

単行本全巻大人買いしてしまいました。

中古ですので、そんなに高くはないのです。

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料理の勉強にもなりそうで読むのが楽しみです。

 

 

 

トリセツ2冊

以前黒川伊保子著「妻のトリセツ」を読んで、うんうんその通りと思い、

娘婿にプレゼントしたことがありました。

【内容紹介】

脳科学をベースに男女脳の違いからくる夫婦のすれ違いを紐解き、奥様の考えていることや行動の理由をズバリと解析。それに対してどのような言動をとれば、奥様にとって最愛の夫でい続けることができるのかという具体的な作戦を提示する、夫のための奥様攻略本。世の中の「奥様が怖い」と思っているすべての夫が、家庭におだやかな愛を取り戻すための実用書である。

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今度は「夫のトリセツ」と「定年夫婦のトリセツ」です。

【夫のトリセツ内容紹介】

日本中の夫と妻に大反響を巻き起こしている『妻のトリセツ』。

「次はぜひ夫編を」
読者の熱い声に応えてついに登場。

刊行1ヵ月で10万部突破!

「話が通じない」「わかってくれない」「思いやりがない」「とにかく気が利かない」……
腹立たしい夫を見捨てる前にこの一冊。

今度は脳科学から男脳を解明。
夫婦70年時代のバイブル。

 

これは既に読み終えました。

「なるほどねえ、こりゃ夫の行動が理解できないわけだ」

と感心しました。少しはわかってあげようとも思いました。

次は「定年夫婦のトリセツ」を読んでみます。

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【定年夫婦のトリセツの内容紹介】

大ベストセラー『妻のトリセツ』著者が定年前後の夫婦におくる『夫婦のトリセツ』

人生は100年時代になり、夫婦は定年後、さらに40年をともに過ごすことになる。
定年後は女のテリトリーである「家庭」に夫が入ることになる。
そこでは男社会で通用した「男のルール」は通用しない。
女のテリトリーでは、男は女のルールにのっとって、生きていかなくてはいけない。
そんなとき、男はどうする? 女はどうする<? br>
男の脳と女の脳は真逆にできている。
だからこそ男と女は補い合ってうまくいく。
でもだからこそ男と女はすれ違う。
定年前はすれ違ってもほんの数時間を我慢すれば1日は終わった。
しかし定年後は24時間、夫婦がともに過ごすことになる!
「男と女は脳の作りが違う」とはよく言われるが、24時間一緒にいるなら、お互いを理解する「夫婦のマニュアル」(トリセツ)が必要だ。
これからの40年を幸せにすごせるかどうかは、このマニュアルの理解にかかっている!

夫は妻(女)の脳を理解し、妻は夫(男)の脳を理解しよう。

 

 

初めての古事記

毎日楽しみに見ている中田敦彦のYou Tube大学、エクストリーム授業で

4日間に分けて古事記をテーマにしてくれました。

古事記と日本書紀の違いを初めて知りましたし、何より私たち日本人にとって

キリスト教の聖書と言ってもいい古事記をなぜ知らないかもわかりました。

面白そうだし、日本人に生まれたからには読んでおかないといけないと思いましたが、

長々しい名前の神がいっぱい出てくるらしい難しい書物は避けて(笑)、

明治天皇の玄孫にあたる竹田恒奏氏著「現代語古事記(ポケット版)」

を購入しました。

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まださわりしか読んでいませんが、面白そうです、

竹田氏のテレビでの発言やYou Tubeも面白くて好きです。

 

 

エアー2.0

榎本憲男著「エアー2.0」、この本は面白かったです。

現実的ではないにしろ、こんな風に福島の復興が実現出来たらいいのにと思いました。

出来たら続きを書いてほしい作品です。

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内容(「BOOK」データベースより)

新国立競技場の工事現場で中谷は不思議な老人と出会う。老人は肉体労働に向いておらず仕事をクビになるが、現場を去る直前、大穴馬券を中心に託す。老人が姿を消した直後、工事現場では爆破事件が起こり、馬券は見事的中する。五千万円の大金を手にした中谷の前に、再び老人が現れ、彼が開発した市場予測システム「エアー」の代理人として、日本政府との交渉にあたるよう依頼される。「エアー」は人間の感情を数値化して、完璧な市場予測を可能にするもので、政府が握るビッグデータをインプットすることで、国家予算を潤すほどの巨額な利益をもたらすものでもあった。

 

 

本所おけら長屋13巻

ついに累計100マン部突破した「本所おけら長屋」シリーズの13巻が1日に出ました。

楽しみにしていたので、もちろん予約して購入しました。

相変わらず面白いし泣けてきそうです。

今回は限定しおりがついていました。

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内容紹介

おかげさまでシリーズ累計100万部突破!

あの2人に衝撃の展開が……?
笑えて泣ける時代小説、ここにあり!

江戸は本所にある貧乏長屋には、万造、松吉の「万松」コンビを筆頭に、左官の八五郎・お里夫婦や後家のお染、 浪人の島田鉄斎ら個性豊かな面々が住んでいて……。
万造の喧嘩友達である栄太郎の“婚活”を描く「とりもち」や、江戸の“スキャンダル”を面白おかしく書き立てる読売をめぐる騒動「よみうり」、そして初めて明かされる松吉の過去に迫った「ゆうぐれ」など、笑いと感動の傑作四篇を収録。
文庫書き下ろし。

 

 

ルパンの娘

最近読んだ本です。

横関大著「ルパンの娘」はちょっと無理やり感もありましたが、面白かったです。

7月11日からフジテレビ木曜劇場(22時~)の枠でドラマ化されるそうです。

ドラマにしても面白そうです。

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内容紹介

三雲華(みくも・はな)は恋人の桜庭和馬(さくらば・かずま)の家に挨拶に行くこととなった。緊張する華にたいして、和馬は優しく話しかける。ついに桜庭家に到着した華は、玄関に飾られていた桜庭家の家族写真を見て唖然とした。全員が警察の制服らしき服装に身を包み、それぞれ敬礼のポーズをしていたからだ。
最悪だった。華が育った三雲家は、代々泥棒を生業としており、一家全員が盗人だったからだ。
果たして華と和馬の恋はうまくいくのか――。

その後のある日、荒川の河川敷で男の焼死体が見つかり、和馬は現場に急行した。
その被害者は華の祖父、三雲巌(いわお)だった。
超一流の泥棒であった祖父を殺した犯人とは――。

読み進めるほどに出てくる衝撃の展開と新たな謎。1ページも目が離せない、気鋭乱歩賞作家の勝負作!

 

 

八日目の蝉

角田光代著「八日目の蝉」は、「葉桜の季節に君を想うということ」より

先に読み始めていたのですが、内容が重かったのでなかなか進まず、

やっと読み終えました。

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「八日目の蝉」は2010年(平成22年)にNHK総合テレビにてテレビドラマ化(後述)、

2011年(平成23年)に松竹配給で映画化(後述)されました。

【内容】

逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか…。東京から名古屋へ、女たちにかくまわれながら、小豆島へ。偽りの母子の先が見えない逃亡生活、そしてその後のふたりに光はきざすのか。心ゆさぶるラストまで息もつがせぬ傑作長編。第二回中央公論文芸賞受賞作。

 

今回はかなり感情移入してしまいました。

これは名作だと思いす。