昨日は小千谷市へ行って来ました。
小千谷法人会女性部の創立20周年記念式典と、新潟県法人会連合会、女性部会連絡協議会合同セミナーに参加するためです。
高田法人会女性部からは私を含めて5人が参加しました。
式典の後に記念講演会があり、拉致被害者の蓮池薫氏の講演を聴きました。
題は「夢と絆」。
どのように拉致されたか、北朝鮮での24年の生活ぶり、日本へ帰ることになってからの出来ごと、日本へ帰って来てからの葛藤。
(子どもたちを2人人質に置いて来ていたので、簡単に「北へは戻らない」とは言えなかったそうです。)
聴講者に中には、涙を拭いている方が何人かおられました。
「日本人に生まれて良かった。」
とみんな言っていました。
最後におっしゃった言葉に同感です。
「私たちは日本に帰って来られたのだからいいですが、向こうに残っている被害者の気持ちを考えると、とにかく早く解決をしなければいけないと思います。2002年に私たちが日本へ戻ったことはみんな知っています。その時にどれほど期待したことでしょう。でもその後10年経ってもなんら進展しない。あきらめて10年過すのと、期待して10年過すのでは精神の落ち込み方が違います。心労で病気になってしまうかもしれない。外交というのは、相手の都合や諸国とのバランスを考えていたのではダメなんです。」
その通りです。