昨日は会合があって夕飯の写真がないので、最近読んだ本を紹介します。
興味の無い方はスルーしてください。
13日に発売された村上春樹さんの「街とその不確かな壁」を読みたい気持ちはありますが、2970円と少々高いので迷っています。ファンの方は皆さん予約をされていたようです。前作の「騎士団長殺し」以来6年ぶり、15作目の長編小説です。
魔力の胎動:東野圭吾
ラプラスの魔女を読んだので、つながっているという「魔力の胎動」を読みたくなりました。
【内容紹介】
成績不振に苦しむスポーツ選手、
息子が植物状態になった水難事故から立ち直れない父親、
同性愛者への偏見に悩むミュージシャン。
彼等の悩みを知る鍼灸師・工藤ナユタの前に、
物理現象を予測する力を持つ不思議な娘・円華が現れる。
挫けかけた人々は彼女の力と助言によって光を取り戻せるか?
円華の献身に秘められた本当の目的と、切実な祈りとは。
規格外の衝撃ミステリ『ラプラスの魔女』とつながる、あたたかな希望と共感の物語。
クスノキの番人:東野圭吾
続けて東野圭吾氏の作品です。
心温まる内容でした。
【内容紹介】
その木に祈れば、願いが叶うと言われているクスノキ。
その番人を任された青年と、クスノキのもとへ祈念に訪れる人々の織りなす物語。
不当な理由で職場を解雇され、その腹いせに罪を犯し逮捕されてしまった玲斗。
同情を買おうと取調官に訴えるが、その甲斐もなく送検、起訴を待つ身となってしまった。そこへ突然弁護士が現れる。依頼人の命令を聞くなら釈放してくれるというのだ。
依頼人に心当たりはないが、このままでは間違いなく刑務所だ。そこで賭けに出た玲斗は従うことに。
依頼人の待つ場所へ向かうと、年配の女性が待っていた。千舟と名乗るその女性は驚くことに伯母でもあるというのだ。あまり褒められた生き方をせず、将来の展望もないと言う玲斗に彼女が命令をする。「あなたにしてもらいたいこと――それはクスノキの番人です」と。
『秘密』『時生』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に続く新たなエンターテインメント作品。長編書き下ろし。
この世の春上下:宮部みゆき
読み始めてから「ん?この本読んだことある」と思いましたが、うろ覚えだったのと、面白かったので再度読み終えました。
このブログでも3年前に紹介しているので、やはり再読です。
宮部さんは少しくどいところがありますが(特に模倣犯)、なぜか一気に読めてしまう不思議な魅力があります。
【内容紹介】
主君・北見重興の押込。下野二万石の小国は、藩主の強制隠居という激震に見舞われた。居城から別邸・五香苑へと移った重興は、元家老の石野織部や主治医にも真実を語らず、座敷牢に籠り、時に少年のように、時に女郎のように振る舞って、周囲を困惑させた。彼は名君主たる人物だったのか。あるいは、非道な殺人者だったのか。謎が深まる中、各務多紀との出会いが、重興の心に変化をもたらす。
AX(アックス):伊坂幸太郎
これも多分以前読んだのですが、やはりうろ覚えだったのと、面白かったので一気読みしました。
こういったことが多々あるので、今年から読んだ本を記録しておくことにしました。
【内容紹介】
最強の殺し屋は――恐妻家。
物騒な奴がまた現れた!
物語の新たな可能性を切り開く、エンタテインメント小説の最高峰!
「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。
一人息子の克巳もあきれるほどだ。
兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。
引退に必要な金を稼ぐため、仕方なく仕事を続けていたある日、爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。
こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。